クラウドチャンプルー2015春、無事終了!

4月24日の金曜日、昨年に引き続き、今年も心折れずにクラウドチャンプルーを開催することが出来ました。ゲストや参加者の皆様、ボランティアで手伝ってくださった皆様、ありがとうございました!

今年のテーマは【金融クラウド最新動向と企業人のキャリアプラン】としました。この話題を沖縄に持ってこられたこと、それだけでゲストの渥美さんと多田さんには大変感謝しております。ありがとうございました!

イベント詳細はこちらです。 https://cloud-champloo.doorkeeper.jp/events/23359 写真や資料などを共有しているFacebookグループのページはこちらです。参加された皆様は、ぜひご参加下さい。 https://www.facebook.com/groups/cloudchamploo/

さて、昨年が100人近く集まったことを考えると、今年は30−40人程度とこじんまりでした、ゲストのお話は最高だったのに、集客できなかった実行委員会の責任です。なんと勿体ない、残念無念、申し訳ないです(;_;) 特に渥美さんのお話は、沖縄のすべての金融機関の方に聞いて頂きたかった・・・。

パネルディスカッションも用意しましたが、やっぱり聞いてるだけのイベントってつまらないだろうな、と思いました。何百回も言ってますが、ただ聞いてるだけじゃ何の勉強にもなりません。「未経験者・経営者向け」と銘打ってはいますが、もう少し何とかテコ入れしたいな。。。

と、出てくるのは反省ばかりでちょっと凹みますが、ゲストのお話はホント最高だったので、非常にありがたかったです。資料が共有されましたら、あとで貼りますね。
では、写真を交えて軽くセッションのまとめなど。。。


セッション1 金融クラウドの最新動向

イベントは株式会社電通国際情報サービス(ISID)の渥美さんによる、金融クラウドの最新動向から始まりました。

最新のITを活用して新しい金融サービスを開発しようという新しいうねりであるFINTECH(フィンテック:FINancial + TECHnologyの造語)の話から始まり、金融業界が如何にクラウド化を進めていっているかの事例が紹介されました。

圧倒的に保守的と思われていた金融業界が、実はワールドワイドな競合にさらされ innovation or die という瀬戸際まで追い込まれている、という非常に切羽詰まった状況をこれほど説得力を持ってご紹介いただくと、背筋が凍る思いですね(^^ゞ

この文脈では、クラウドを使うとか使わないとかそういう次元ではなく、自分たちのビジネスやビジョンを実現するのに必要不可欠な武器、という扱われ方になってきています。当然、すべての業界でいずれそうなっていくはずです。残念ですが、猶予期間はもうそれほど残っていません。

ですが一方、「世の中すべてがクラウドになる?」かというと、そんなこともなく、台数としては向こう10年位は2:8の割合から徐々に変化して、オンプレミスも残り続けるんだと思います。対利益貢献率はその限りではないと思いますが。。。

また、「コミュニティベースでちょっとやってみた」と軽く仰っていましたが、金融機関向け『AWS』対応セキュリティリファレンス 、これもとんでもないシロモノですぜ旦那。

膨大な作業の末に、クラウドを使ってもFISCの安全対策基準に準拠しうる、という研究成果をさらっと無償で公開し、自由に使っていいよ〜とは、なんと太っ腹な・・・。

これは金融機関以外にも、もっと言うとクラウド以外のオンプレの安全対策基準のチェックリストとしても利用可能です。是非皆様ダウンロードして、活用してみてください。

セッション2 クラウド×キャリアデベロップメント

2つ目のセッションはJAWS-UGクラウド女子会の多田さんの、ネタばらしからスタート。これは現地で講演を聞いた人だけが分かる、ビッグボーナスです(^^)

クラウドで個人の力を伸ばす、という一見突拍子もない理論飛躍ですが、これが落ち着いて練られたお話ですっと腹に落ちます。

結局、クラウドが壊しているのは従来のKKD法(勘・経験・度胸)や、根回し文化、職人の師弟制度みたいなものなんじゃないでしょうか。

サーバ買う申請をして、ネットワークは情シスに設置してもらって、誰それに作業の許可をとって云々・・・。
もしくは、古株エンジニアの「俺が以前やってこうだったんだからこれが正しい」

VS

エンジニア個人がすぐに全てを設定し、実行して試せる。
結果がすぐわかる

という構図ですね。

グダグダ時間をかける前に、もしくは過去の経験や机上の空論で済ますのではなく、とりあえず試しに実行して、検証してみればいいんです。

クラウドなら、失敗のコストを極限まで下げることが出来ます。駄目ならすぐやめればいいんだし、リスクは全くない(あなたが昨日買ってしまったサーバは・・・)。

100万円でサーバ5台買って実験して失敗して凹むのと、1万円でクラウドで100回試して1回成功するのと、どっちが成功率高いですか?って話でもあります。
これがクラウドを使うすべてのエンジニアの「個の力」になるわけですから、勉強しないわけには行きません。

そんな個の力を伸ばすために、外に出よう!

会社の中で多様な人々がいる会社であれば、会社の中で部署横断的にあちこち動きまわるも良し、そうでなければ会社を飛び出してコミュニティに参加しましょう!

個人のキャリアを会社がサポートしてくれる時代は終わりつつあります。というわけで「コミュニティファーストの時代」をクラウドチャンプルーはサポートしていきたいと考えています。皆様臆せず外に出てみましょう(^^)

セッション3 パネルディスカッション

最後に、テーマは「クラウドが変えるビジネスの常識 〜その動向とキャリアプラン〜」ということで、株式会社オーシーシー クラウドサービス本部長の新里さん、内閣府 沖縄総合事務局 経済産業部の大城さんを加えてのパネルディスカッションを実施しました。

それぞれの立場から「クラウド」を語って頂き、なかなか盛り上がったのではないでしょうか。「沖縄のクラウド」、ちょっと言葉が変ですが、そこに乗るサービスやアプリケーションはどんな未来を切り開いて、どこへ進んでいくのか。興味深いです。僕が以前から言っている「県内小中学生には無料解放」のアイデア、実現してくれるとイイなぁ・・・。

次回、どうする?

このままだと年1回の「イベント」になってコミュニティに昇華できませんので、今年はあと何回か勉強会の企画を打って行きたいと思っています。

普通ではあり得ない人のつながりを生み出す、コミュニティという場に感謝しつつ、細々とではありますが次回に繋げて行きたいと思っています。

皆様のご参加、ご協力のほど、よろしくお願いします!