沖縄Ruby会議とMusic Atlas 2014に行ってきました

昨日は沖縄Ruby会議Music Atlas 2014(沖縄音楽産業シンポジウム)のダブルヘッダー(とは言わないのか?)でした。
ハッシュタグは#okrk01、cota2nさん作のまとめはこちら

で、完全アウェイでハッカーズチャンプルーの宣伝をした

Rubyのるの字も知らない(fluentdのプラグインを幾つか書いただけ)のに何故?って、コミュニティアピールということでこの夏のハッカーズチャンプルーの宣伝をさせてもらったのでした。資料はこれ。
ハッカーズチャンプルー、2014年もやりますので、皆さん(心の)準備、よろしくお願いしますよ!?
多分お忙しいと思うので無理だとは思うけど、Matzさんも増井さんも夏の仮契約だけは獲得したので、後はよろしくね?>各Rubyコミュニティの人々(^_^;

20140301ハッカーズチャンプルー告知lt from Koichiro Nishijima

会場の琉大322教室は生Matzさんが居らっしゃるとあってか大入りで、その後の懇親会もおおいに盛り上がっていた模様です。電源障害によるネットワーク断も、致命的なSPOFが発見できた訳だし、伝説として思い出に残るからプラスに考えていいんじゃないでしょうか?yasulabさん、あっとんさんをはじめ、運営の皆様お疲れ様でした!
(※自分主催のイベントだったらこんなに前向きには考えられませんが...(^_^;)

いやしかし、伝説のRubyパパ、風呂グラマー増井さんを生で見られて良かったよかった(笑)。しかし、増井さんを尊敬するが故に wri.pe には決して登録できないwww
(誰か毎年最新のMacBook Pro増井さんに買ってあげなよ。。。)

Matzさん、増井さんの話に共通するのは、「自分の思ったことを思ったとおりに実行するのって素晴らしい!」ってところかな。それを地で行っても自分以外の世界を変えられることはそんなに多くはないけれども、少なくとも自分の世界はガラッと変えられて、魂は救われる。

それに、ルールって、言い換えると自分の行動を規定してる制限って、自分が無意識に規定するものもあるけれども、多くは自分で設定してるわけじゃないんだから、ムカつくのは当たり前なんだよね。気づこうが気づかまいが、無から物を作れる人間、例えばプログラムが書ける人間と言うのはそういう制限を壊し、好きなように拡張する能力を持ってる人なのかもしれない。あらゆる意味で幸せな人種ですね。

Matzさんのエモい話に当てられて無駄にポエムってしまった。

Music Atlas2014へ瞬間移動

で、自分のプレゼンが終わったら速攻ダッシュで琉大から那覇に移動、Music Atlas2014の第1部の終わりくらいに滑りこむことに成功しました。

これ、たまたま前日の朝にtofubeatsさんが来沖したのをTwitterで知り、「は?」と思って調べたらこんなイベントが開かれるのを知りました。そしたら見事にRuby会議と同じ日付同じ時間だったのですが、瞬間移動すれば何とかなりそうだったので、無理やり行ってきました。

このイベント何?というのはリンク先を見て頂くと詳細がわかるので省略しますが、主催は沖縄県文化振興課のようでした。正直、滅茶苦茶ためになる、物凄く価値のあるイベントでした!

はじめは単純に、トークショーに参加されてる面子がtofubeatsさんをはじめWIREDの若松編集長、イベントやってたら議員になっちゃった森山さんなど、濃い面子過ぎて面白そうだな?と思って行ったのですが、話を聞いているうちに段々とソフトウェア/IT業界と全く同じ構造的問題を抱えているのに気づいたところ辺りからは、我が身の話として身を乗り出して聞いていました。それにしても司会進行の永田さんカックイイ。自分もパネルをあれくらい上手に仕切れるようになりたいです。

ああそれなのにそれなのに、桜坂劇場のAホール、1/4も埋まってなかったんじゃないかなぁ。。。こんなにいい面子を揃えて、税金ぶっこんでのイベントなのにこの低落、完全に県の失態ですよこれは。これは後でどこからか適切な筋から突っ込んでいただくとして、、、印象に残った話を箇条書きでまとめておきます。
  • どうやって音楽そのものを拡散するか
  • ライブをやっていてもいつも同じようなアーティストに、同じようなオーディエンスが集まって、広がっていかない。どうすればいいのか
  • 日本には音楽家/演奏家に対するパトロンが少ない(日本語で一般的にイメージされるお金持ちの意味ではなく、その音楽を良いと思って、地域に広められる力を持った理解者的な存在)
  • 音楽CDにお金を払う世代はもう生まれては来ない。これは事実として既にそうなっている。この先、どうやって音楽で収入を得るか。ヨーロッパのDJ達はダブルキャリアをあたり前のこととして実践している。むしろ音楽をプライマリにしたくはないという。日本でもどんどんダブルキャリアが普通のこととして進むのではないか。
  • また、そのような状況下でリスナーはどうやって音楽家に貢献すればいいか。
  • 文化の継承が成されていくための核となる場所としてのレコード屋、ライブハウスのような場所の重要性。そこに集う歴史と、縦横がつながったコミュニティが持つ価値。
  • 音楽家を育てるにはもちろん箱(ライブハウスなど)が必要なのだが、箱そのものの経済的持続性をどうやれば維持できるか
  • 行政と音楽家、イベンターとのつながりが薄い、と思っているのは音楽家だけじゃなくて行政もそうなのかも。そもそもお互いの接点、言語、認識が全くないのでコミュニケーションが成されていない
どうですか、ざっと上げただけでもかなりIT業界と似てますよね?

昨日気づいたのは、音楽におけるサンプリングとプルリクエストって、同じじゃね?ってこと。情報が伝播される向きは違うんだけども。そう考えると、自らサンプリングする素材としても使えるように音源をフリーにしたマルチネレコーズと、オープンソースでプログラムを書いてプルリク飛ばし合ってる僕らって、同じに見えるような気がしてきませんか?

異なるのは、音楽は「文化」として崇め奉られていて、プログラミングは世の中一般には誰でも出来る単純労働だと認識されている点。だから、音楽は謎の「産業」という単語とくっつけられて税金が投入されるし、公的支援も十分ではないにしろ、いくらかはある。でも、プログラミングやらgFabのようなモノづくりやらは全くのout of scopeで見向きもされてない。
これね~、少しでも改められるように微力ながら努力はしているんですけれども、なかなか、難しいですね。あれ、これって自分も森山さんみたいに、議員になればいいのかな??

公的資金の使い道って、岡山「国際」音楽祭のゲストが全員演歌歌手だった、という笑い話でもあったんですが、全員のコンセンサスを得るのって不可能なんですよね。この軸で言うと、「国際って付けてるんだから世界からアーティスト呼ぼうよ」 vs 「演歌歌手で票田のジジババみんな喜んでるんだからいいじゃん」みたいな。

それだったら、若林さん(だったかな?)がおっしゃったように、より弱者、より食えない人の所にお金を使おうとか、そうじゃなくて例えば年ごとにピンポイントにテーマを作ってお金を使うのか。
どっちにしても、中の人と外の人とにもう少し共通言語と共通認識を持つように努力して行かないと、また在らぬ方向に莫大なお金が投下されて、立派な箱物ができて、それ作ったの内地の企業なんだ、ふ〜んまたかみたいな、悪循環しか残らないですよね。

なんだか話がそれてきて、まとまってないけど今日はこの辺で。